【ご案内】20年に一度の大祭「伊勢神宮式年遷宮」と木曽ヒノキについて
木曽桧の誇りを、もっと多くの人へ──式年遷宮で語られる木曽桧の魅力
今日は、20年に一度の大祭「伊勢神宮式年遷宮」で注目を集める木曽桧(きそひのき)の魅力をたっぷりご紹介します。木曽地方が誇るこの高級材が、どのようにして日本の心を支えてきたのか──簡単に3分ほどで読める形にまとめました。
木曽ヒノキ伐採が関係します日程概要 ==========
御杣始祭(みそまはじめさい)
ご神体を納める器の材料となる檜を切り出す儀式です。
→ 6月3日 / 長野県上松町の国有林にて行われます。
御樋代木奉曳式(みひしろぎほうえいしき)
切り出したご神木を内宮・外宮へ運ぶ行事です。
→ 内宮:6月9日、外宮:6月10日 それぞれ実施されます。
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1.:式年遷宮と木曽桧と一般参加
式年遷宮とは、伊勢神宮の御神体が遷される「遷宮」と呼ばれる神事になります。
そこで御神木祭と呼ばれるお祭りで、選ばれたのが木曽ヒノキ。
木曽桧はまろやかな木肌と芳醇な香り、高い耐久性を兼ね備え、日本建築にも名を刻む名材として知られています。
今回は上にご案内しました日程で、伐採と祈願が行われる一大イベントは全国が見守る大祭です。
この期間で、一般参加者がご覧いただけるのは、2025年6月4〜6日の日程とされています。(2025年5月現在)
※最新情報は観光協会HPなどをお調べください。
ぜひ木曽にお越し頂き、大祭と観光を楽しめる貴重なチャンスを掴んでくださいませ。
2.:五感で知る木曽桧
視覚:きめ細かい年輪が刻まれた木肌は、光を柔らかく反射し、どこか懐かしく温かな印象を与えます。
嗅覚:森林浴のような深くやさしい香りにはリラックス効果があり、ストレス軽減や集中力アップも期待できます。
触覚:無垢材ならではのしっとりとした質感は、肌になじみ、一瞬で木のぬくもりを感じさせてくれます。
聴覚:桧材が奏でる“きしみ音”は、古来より神聖な儀式の場でも大切にされる風情の一部です。
味覚:直接は味わえませんが、桧を用いたツールや器でお酒やお茶を楽しむと、香り成分がほんのり移り、特別な余韻をもたらします。
3.:なぜ木曽桧は選ばれるのか?
耐久性・耐水性
桧に含まれる油脂成分が腐朽を防ぎ、湿気の多い環境でも長持ちします。
加工性の良さ
職人の手で繊細な彫刻や仕上げが可能で、宮大工の伝統技術を支えてきました。
安定した供給
長年にわたる林業管理により、品質の高い材を安定的に供給できることも大きな強みです。
最後に: サウナで木曽ヒノキに包まれて「ととのう」体験
当ホテル(森のホテル)では、併設のサウナ(Forest Sauna)があります。
こちらは、木曽ヒノキで造り上げた少人数制の低温サウナです。
アロマロウリュウも追加料金なしでお楽しみいただけて、アロマはヒノキの香りもあり、全身で森林とサウナを感じる至福体験をご用意しております。
日帰りも受け付けておりますので、旅の合間にぜひお立ち寄りください。
※日帰りは3日前までのリクエスト制です。
また宿泊も承っておりますので、木曽や木曽ヒノキを感じて寛ぎたい方にぴったりです。
周辺にはゴルフ場や、車で30分の距離にあります五街道のひとつである「中山道」の奈良井宿エリアも楽しめます。
木曽桧が紡いできた歴史と、その豊かな恵みをもっと多くの人に伝えたい──そんな想いでお届けしました。祭りの興奮を味わいに、ぜひ木曽へ足を伸ばしてみてくださいね。
皆さまのお越しをスタッフ一同お待ちしております。
木曽駒高原 森のホテル